直島のアート散策

宮浦港に着くと、草間彌生の赤かぼちゃが出迎えてくれます。フェリーから降りた人々が写真を撮る横を通り過ぎ、まずは本村地区を目指します。港から自転車で10分ほど、集落の中にアート作品が点在する「家プロジェクト」のエリアです。

古い民家を改修した作品群は、建物に足を踏み入れた瞬間に日常と異なる空間が広がります。暗闘の中にデジタル数字が明滅する「角屋」、水面に光が反射する「護王神社」。作品と建築と集落の生活が渾然一体となっているのが直島の特異な点です。

午後は地中美術館へ。安藤忠雄設計のコンクリートの建物は地下に埋め込まれ、外からはほとんど見えません。自然光だけで鑑賞するモネの睡蓮の部屋は、時間帯によって印象がまったく変わります。

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