函館の朝と夜景
函館の一日は朝市から始まります。早朝5時に開く市場は、すでに威勢のいい声で溢れています。イカの刺身をその場で食べ、海鮮丼の朝食をとるのがこの街の定番です。市場を抜けると赤レンガ倉庫群が見えてきます。
ベイエリアから元町へは坂道を上ります。八幡坂の頂上から見下ろす港の景色は、函館を代表する眺めのひとつです。坂の途中には函館ハリストス正教会の白い建物があり、鐘の音が時折響いてきます。旧函館区公会堂のブルーグレーとイエローの外観は、明治の洋風建築の華やかさを伝えています。
日が暮れたら函館山へ。ロープウェイで山頂に上がると、両側を海に挟まれた市街地の灯りが扇形に広がっています。左に函館港、右に津軽海峡。光の密度と暗闇の対比が、この夜景を特別なものにしています。